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full employment

完全雇用
名詞

full employmentは、単に全員が働いているという状態を指すだけでなく、経済学的な文脈によってその定義が異なります。一般的には、労働意欲のあるすべての人が職を得ている理想的な状態を指しますが、現実の経済分析においては、職探しに伴う一時的な失業(摩擦的失業)や、産業構造の変化による失業(構造的失業)を許容した状態を指すことが一般的です。

経済学的視点による定義の使い分け

この用語は、文脈によって以下の二つのニュアンスで使い分けられます。

社会政策的な文脈:貧困削減や社会安定を目的とし、能力のあるすべての人に雇用機会を提供することを目指す、より広義で理想的な状態を指します。
理論経済学的な文脈:景気後退による失業(循環的失業)が存在しない状態を指し、失業率が自然失業率と同等であるという、分析上の基準点として用いられます。

類似概念との区別

underemployment(不完全雇用)との対比で理解することが重要です。full employment職があるか否かに焦点を当てるのに対し、underemployment職はあるが、能力を十分に活かせていないあるいは希望する労働時間よりも短い時間しか働けていないという質の的な問題を指します。したがって、統計上の失業率が低くfull employmentに近い状態であっても、実際にはunderemploymentが深刻な状況にある場合があります。

意味

名詞完全雇用

利用可能なすべての労働資源が活用され、働く意欲と能力のあるすべての人が職を得られる経済状態であること

The government's primary goal is to achieve full employment to reduce poverty.

政府の主な目標は、貧困を削減するために完全雇用を実現することだ。

名詞完全雇用

摩擦的失業や構造的失業は考慮するが、循環的失業を除いた、失業率が自然失業率にあるという経済の理論的な状態であること

Economists debate whether a true state of full employment is sustainable in a modern market economy.

現代の市場経済において、真の意味での完全雇用状態が持続可能かどうかについて、経済学者の間で議論が交わされている。

関連語

Last Updated: July 12, 2026Report an Error